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Bカート 公開ページが薄いとき何を公開するか

Bカートで卸売サイトを運営していると、価格も取引条件も会員限定になり、外から見えるページが少なくなります。検索とAIに見つけてもらうために何を公開すればよいかという相談が、B2Bのショップからよく寄せられます。

結論から言えば、取引条件は閉じたままで問題ありません。公開するのは、仕様・用途・業種別の選び方・FAQです。どんな商品で誰に向いているかを伝えれば、検索とAIが商品を知り、候補に挙げるための情報になります。

この記事では、B2Bの公開情報の線引きと、ログイン後の情報の見え方、購買担当者の質問、公開ページの作り方とその後の運用を整理します。

結論: 取引条件は閉じ、仕様・用途・選び方・FAQを開く

情報の種類

公開

理由

商品名・型番・仕様・素材・サイズ・規格

公開

検索とAIが商品を識別する基本情報

用途・対応業種・使用シーン

公開

「〇〇業向けの△△」という質問に答える

業種別・用途別の選び方

公開

比較・条件型の質問への答え

FAQ(最小ロット、納期の目安、対応地域、サンプルの可否)

公開(数値を伏せて構造だけでも可)

購買担当者が最初に確認する項目

価格・掛率・支払条件・与信

会員限定

取引条件。公開の必要はない

会員別価格・過去の取引履歴

会員限定

当然非公開

B2Bサイトで開くものと閉じるもの

公開ページが薄いB2Bサイトでは、下2行だけでなく上4行まで閉じていることがあります。カタログに載せている仕様まで隠している状態です。上4行を開くと、検索とAIから商品が見えるようになります。

重要な考え方: ログイン後の情報は、検索とAIからは見えません。取引条件を守りながら商品を知ってもらう余地は、その外側に残っています。まず商品の説明と取引条件を分けて考えます。

ログイン後の情報は、外から見えない

検索エンジンのクローラーやAIのボットは情報を集めるプログラムで、ログインはしません。会員限定の仕様書は鍵のかかった部屋に置くようなもので、取得されない以上、索引への登録も引用もされません。

Microsoftは、タブ・PDF・画像・ログイン後といった隠れた場所にだけ主要な情報を置くことを避けるよう勧めています。B2Bでは商品仕様までログイン後に置くことがありますが、それではAIに商品の存在が伝わりません。

会員限定URLの応答は、ステータスコードとnoindexの指定を合わせて確認します。noindexは、このページを検索結果に出さないための指定です。ログイン先へ転送されるURLが大量に索引されると、薄いページとして扱われ、サイト全体の評価にも影響します。

B2Bの購買担当者が質問すること

購買担当者の質問は、価格より先に条件や適合性から始まります。「飲食店で使えるか」といった質問です。商品カテゴリを1つ選び、次の表の軸で書き出します。

購買担当者の聞き方

公開ページで答える内容

定義

「〇〇とは」「△△規格対応とは」

用語解説、規格の説明

比較

「AとBの違い」「代替品は」

仕様の比較表、選び方の基準

条件

「飲食店向けの〇〇は」「小ロットで買えるか」

業種別の選び方、最小ロットの目安

実行

「導入手順は」「サンプルはもらえるか」

取引開始の流れ、サンプル請求の案内

リスク

「納期は」「不良時の対応は」「対応地域は」

納期の目安、保証・返品の方針、配送地域

購入

「口座開設の条件は」「見積もりはどう取るか」

会員登録の流れ、見積もり依頼の案内

B2B購買担当者の質問地図

「購入」の質問にも、価格を出さずに答えられます。見積もりの取り方や口座開設の条件がそれにあたります。情報があれば候補に入り、なければ外されます。取引を始めるまでの流れは、公開ページに書いておきます。

公開ページに載せる内容

ページ

公開する内容

構造化データ

商品詳細(非会員向け)

商品名、型番、仕様、用途、対応業種、画像、FAQ。価格は「会員価格」と表示

Product(priceは省略またはログイン後を示す)

カテゴリ

商品群の説明、業種別の選び方、主要商品への導線

CollectionPage、BreadcrumbList

業種別ガイド

「〇〇業向け△△の選び方」。比較表と主要商品へのリンク

Article、BreadcrumbList

取引案内

取引開始の流れ、最小ロット、納期の目安、対応地域、サンプル

可視テキストのFAQ(FAQPage構造化データは任意)

会社情報

事業内容、拠点、実績

Organization(トップまたは会社ページに1回)

商品詳細で仕様と画像を非会員にも見せられるかどうかは、Bカートの設定によります。難しければ、業種別ガイドやカテゴリのページで商品を説明します。表に挙げた構造化データは、ページの意味を機械に伝えます。まず非会員向けの表示を確認してください。

公開の可否に迷ったときの判断基準

  • 競合に見られて困る情報かどうか。 価格・掛率・条件は非公開にしたい情報です。仕様や用途は、カタログに載せている情報と同じです。

  • 候補を選ぶ段階で、担当者が知りたい情報かどうか。 そこで必要になる情報は公開します。価格が必要になるのは、その次の段階です。

  • 公開しないことで失う機会があるかどうか。 情報がなければ検索とAIの候補に入らず、競合だけが公開していればそちらが候補になります。候補選びに必要な情報を洗い出します。

公開した後に確かめること

公開できたら、取得・索引・引用の状況を追います。B2Bサイトでは型番の追加や廃番が頻繁にあり、新しい型番だけ仕様まで会員限定に戻っていることもあります。商品ごとの公開範囲にずれがないかを確認してください。

Search OSは、この運用を支えます。Bカートの会員機能や取引条件はそのまま使えます。公開ページには、メタデータ・構造化データ・sitemap・canonicalを別の層で提供します。ボットログでは、GooglebotやGPTBotの取得を確認します。公開漏れとログイン誘導URLの索引は、修正候補としてまとめます。

よくある質問

価格を公開しないと検索に不利ですか

価格がなくても、仕様・用途・選び方・FAQがあれば候補に入ります。B2Bの価格非公開は、検索エンジンやAIも前提として扱います。商品を理解できる説明を用意してください。

会員限定ページはnoindexにすべきですか

会員限定ページ自体は取得されないため、ログイン先に転送されるURLが索引に載らないようにします。転送先のログインページにnoindexを付ける方法があります。会員限定URLをsitemapに載せない運用も、合わせて確認してください。

FAQに最小ロットや納期の具体的な数値を書くべきですか

書けるなら具体的に書きます。難しければ「最小ロットあり」といった案内でもかまいません。「納期は受注後〇営業日目安」のように、答えの形だけでも示せます。公開できる範囲で、よく聞かれる条件から書きます。

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参考資料

既存のウェブサイトを維持したまま、

検索とAIが情報を読み取れる状態を確認します。

SEOの基盤からAI検索での可視性まで、継続して運用します。

まずは製品資料で、Search OSの仕組みをご確認ください。