TLD
トップレベルドメイン(TLD)は、ドメイン名の最後にある右端の部分で、たとえば .com、.org、.kr などを指します。TLD は、その用途に基づいて大きく 2 つのグループに分かれます。ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)と国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)です。
TLDはドメイン名の最上位(右端)の部分で、example.com では .com がTLDです。
TLDは主に、.com や .org のような汎用ドメイン(gTLD)と、.kr や .de のような国コードドメイン(ccTLD)に分かれます。
ccTLDは、そのサイトが特定の国を対象としていることを示す強い地理的シグナルとして機能し、その市場におけるローカルSEOで優位性を与えます。
Googleによると、新しいgTLDも、TLDに含まれるキーワードも、検索順位においてプラスにもマイナスにも作用しません。
Googleは .tv、.me、.io など24のccTLDを汎用ドメイン(gTLD)として扱うため、自動的なジオターゲティングは行われません。
概要
トップレベルドメイン(TLD)は、ドメイン名階層の最上位にある最後のセグメントです。たとえば、www.example.comでは、右端のラベルである .com がTLDです。各ドメイン名は必ず1つのTLDで終わり、TLDのグローバルな一覧はICANNとIANAのルートゾーンデータベースで管理されています。2026年2月時点で、IANAのルートデータベースには1,593件の登録済みTLDが掲載されていました。
TLDは用途によって、汎用トップレベルドメイン(gTLD)と国コードトップレベルドメイン(ccTLD)に分けられます。3文字以上のTLDの多くは汎用ドメインに分類され、.com、.net、.org が代表的な例です。2文字のTLDは250以上の国と地域に割り当てられた国コードドメインであり、.kr(韓国)、.de(ドイツ)、.jp(日本)などが該当します。
主な種類
種類 | 形式 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
gTLD(generic top-level domain) | 3文字以上 | .com, .org, .net, .shop, .app | 用途またはテーマベースで、国の制限なし |
ccTLD(country-code top-level domain) | 2文字 | .kr, .de, .jp, .cn, .uk | 特定の国または地域に紐づく |
新しい gTLD | さまざま | .london、.blog、.ai など | 2013年以降に拡大し、gTLDとして扱われる |
一般的には ccTLD として扱われる | 2文字 | .tv、.me、.io、.co | 形式上は ccTLD だが、Google では gTLD として扱われる |
SEOへの影響
TLD の選択が検索パフォーマンスに与える影響は、ドメインの種類によって異なります。重要なのは、ccTLD は地理的シグナルとして機能する一方、新しい gTLD や TLD に埋め込まれたキーワードにはランキング上の利点がないという点です。
地理的シグナルとしての ccTLD
Google は国別コードドメインを明示的な地理シグナルとして扱います。Google Search Central のドキュメントでは、ccTLD は「特定の国に関連付けられている(たとえば、ドイツの .de や中国の .cn)」と説明されており、ユーザーと検索エンジンの両方に、そのサイトがその国を明確に対象としていることを示す強いシグナルになります。そのため、.kr のような ccTLD を使うことは、その市場でのローカル SEOにおいて自動的に有利に働きます。
ただし、Google は .tv、.me、.io、.co など 24 の ccTLD を gTLD として扱っています。これは、ユーザーやサイト運営者が、それらを国別ターゲティングではなく汎用用途として認識する傾向があるためです。これらの場合、geotargeting は自動では適用されないため、hreflang タグやサブディレクトリ構造などの別の手段で国別ターゲティングを指定する必要があります。
新しい gTLD はランキング上の優位性をもたらさない
Google は 2015 年の Google Search Central のブログ投稿で、新しい gTLD の扱いについて説明し、新しい gTLD も .com や .org のような既存の gTLD と同じようにシステムで扱っており、「TLD に含まれるキーワードは、検索において有利にも不利にもならない」と述べています。.london のような地理系・都市系 TLD も、ccTLD ではなく gTLD に分類されます。言い換えると、.shop や .blog のようなキーワード風の新しいドメインを使っても、そのキーワードで順位が上がることはありません。
実装チェックリスト
単一の国を明確に対象にしている場合は、地理シグナルを確実にするために、対応する ccTLD(たとえば韓国市場向けの .kr)を選びます。
複数の国や言語を対象にしている場合は、.com のような gTLD にサブディレクトリ(/kr/、/de/)と hreflang を組み合わせる構成を検討します。
.io、.co、.me のような一般的に扱われる ccTLD を使用する場合は、自動 geotargeting がないため、hreflang で対象地域を指定します。
TLD にキーワードが含まれているというだけでランキング上昇を期待しないでください。TLD はブランド、信頼性、覚えやすさを基準に選びます。