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Shopify 固定URL構造で階層を伝える方法

Shopifyに移行すると、商品のURLはすべて /products/商品名 になります。移行前が /カテゴリ/サブカテゴリ/商品名 だったショップからは、階層が消えてSEOに不利になるのではないかという相談が寄せられます。

結論から言えば、ShopifyのURLの階層は変えられません。商品は /products/、コレクションは /collections/、固定ページは /pages/、ブログは /blogs/ の直下に置かれ、アプリを入れてもこの構造は変わりません。ただし、検索エンジンとAI検索が階層を理解する手がかりはURLだけではありません。パンくず、内部リンク、構造化データで階層を伝えれば、評価に大きな差は出ません。

この記事では、Shopifyで変えられないURLの範囲を確認したうえで、URL以外で階層を伝える3つの手段、日本語ハンドルの扱い、やってはいけないことを整理します。

結論: URLに階層を期待せず、パンくず・内部リンク・BreadcrumbListで階層を伝える

手段

何を伝えるか

Shopifyでの実装

パンくず(画面上)

ホーム > コレクション > 商品

テーマのパンくずセクション。表示されていなければ有効化

BreadcrumbList(構造化データ)

パンくずを機械可読に

テーマまたはアプリで出力。パンくずの表示と一致させる

内部リンク

コレクション → 商品、商品 → コレクション

コレクションページとテーマの「関連コレクション」

ナビゲーション

主要コレクションの階層

メニューを階層化。ヘッダー・フッターに

URLに階層がなくても、構造は4つの手段で伝わる

重要な考え方: URLは「住所」であって、「地図」ではありません。お店の住所が分かっても、売り場の並びは地図がなければ分かりません。その地図を描くのが、パンくずとリンクです。URLに階層があるサイトでも、リンクがなければ階層は伝わりません。まず自分のショップにパンくずが表示されているかを確認します。

Shopifyで変えられないものと、変えられるもの

項目

変更

補足

/products/、/collections/ 等のプレフィックス

×

固定

プレフィックスの後のハンドル(商品名部分)

商品ごとに編集可能。変更時は自動でリダイレクト設定を選べる

/collections/xxx/products/yyy 形式のURL

×

コレクション経由で商品に到達すると生成される。canonicalは /products/yyy を指す

ドメイン直下の固定ページ(/about など)

×

/pages/about になる

Shopifyで変えられないもの・変えられるもの

コレクション経由のURL(/collections/xxx/products/yyy)については、Shopifyが標準でcanonicalを /products/yyy に向けています。canonicalは、どのURLが正なのかを検索エンジンに伝える印です。そのため、重複として評価されることは通常ありません。自分のショップの内部リンクがどちらのURLを使っているかは、確認しておきます。

手段1: パンくずとBreadcrumbList

パンくずは2つをセットで用意します。人が見る画面上の表示と、機械に伝えるBreadcrumbListです。

  • 画面上: ホーム > 財布 > 二つ折り財布 > 商品名

  • BreadcrumbList: 同じ階層を同じ順序で出力

商品が複数のコレクションに入っていることは、よくあります。二つ折り財布が「財布」と「ギフト」の両方に入っている場合、パンくずに出すコレクションは1つに決めておきます。テーマによっては「最後に訪れたコレクション」を出すため、同じ商品でパンくずが変わることがあります。主要コレクションを固定して出せるかどうか、テーマの仕様を確認してください。

手段2: 内部リンクとナビゲーション

URLで階層を伝えられないぶん、リンクで伝えます。店内の案内板を増やすようなものです。

リンクの向き

置く場所

親コレクション → 子コレクション

親コレクションのページ上部に子コレクション一覧

子コレクション → 親コレクション

パンくず

商品 → 所属コレクション

商品ページの「このコレクションの他の商品」

メニュー → 主要コレクション

ヘッダーの階層メニュー。3段まで

Shopifyのメニューは階層化できます。コレクションの親子関係は、メニューの階層で表現します。

手段3: ハンドルの設計

プレフィックスの後ろにあるハンドルの部分は、自由に編集できます。

  • 意味のある英数字にします。商品IDや型番だけのハンドルは避けます

  • 日本語のハンドルは、Shopifyの自動生成ルールに任せることになります。意図しない形になることがあるため、英数字で自分で設定するほうが安定します

  • 一度公開したハンドルは変えないのが基本です。どうしても変えるときは、必ずリダイレクトを設定してください

  • コレクションのハンドルに親の名前を含める方法もあります(/collections/wallet-bifold のように親を接頭辞に)。URLに疑似的な階層を持たせたいときに使えます。主力商品のハンドルが意味のある英数字かどうかも、合わせて見直します

やってはいけないこと

行為

何が起きるか

アプリでURLを書き換える(リバースプロキシ等)

Shopifyのcanonicalと食い違い、重複と判断される

移行前のURL階層を再現しようとしてリダイレクトを多段にする

リダイレクトチェーンで評価が減衰

全商品を1つのコレクションに入れて階層を諦める

階層が伝わらず、コレクションページが薄くなる

ハンドルを頻繁に変える

リダイレクトが増え、評価が分散

階層を伝える設計をしたあとに起きること

パンくず・内部リンク・BreadcrumbListを整えれば、URLに階層がなくても構造は伝わります。ただし、整えた状態がずっと続くわけではありません。テーマを更新するとパンくずの出力が変わることがあり、アプリを足すとBreadcrumbListが二重に出ることがあります。商品のコレクションを変えれば、パンくずと構造化データがずれます。こうしたことは日常的に起きます。

Search OSは、Shopifyを含む既存のショップを対象に、パンくず・構造化データ・canonical・内部リンクの整合を継続的に検証します。ずれや二重出力、ボットが取得しているURLとcanonicalの不一致を、修正対象として整理します。URL構造そのものを変えるのではありません。URL以外で伝えている階層が今日も正しいかどうかを、見続ける層です。

よくある質問

移行前の /カテゴリ/商品名 のURLはどうすればいいですか

対応する /products/ハンドル へ、すべてリダイレクトします。Shopifyの「URLリダイレクト」機能なら、一括で登録できます。

URLに階層がないと順位は下がりますか

URLの階層そのものは、順位要因としては小さいものです。それよりも、パンくずやリンクがなく階層が伝わらないことのほうが問題になります。

/collections/xxx/products/yyy のURLをnoindexにすべきですか

Shopifyが標準でcanonicalを /products/yyy に向けているため、noindexは不要です。canonicalが正しく出ているかだけ、確認してください。

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参考資料

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SEOの基盤からAI検索での可視性まで、継続して運用します。

まずは製品資料で、Search OSの仕組みをご確認ください。