BASE 画像だけの商品ページにテキストを足す手順

BASEのショップは写真がきれいなことを売りにしている店が多く、商品説明をほとんど書いていない状態のまま運用されていることがあります。
答えははっきりしていて、ショップ名で検索されたときは出ますが、用途や商品カテゴリで検索されたときには出てきません。検索エンジンもAI検索も、画像の中の文字を安定して読めないからです。写真がどれだけきれいでも、何を売っているかを示すテキストがなければ、機械にとってそのページは空です。
この記事では、商品1点あたり10分で足せる最小のテキスト構成と、どの商品から手をつけるかの順番を整理します。
結論: 商品ごとに3〜5文。用途・素材・サイズ・違いを書く
要素 | 書く内容 | 例 |
|---|---|---|
1文目 | 何であるか + 誰向けか | 「一枚革のミニ財布。カードを5枚だけ持ち歩きたい人向け」 |
2文目 | 素材・サイズ・仕様 | 「栃木レザー、縦9cm×横10cm、重さ40g」 |
3文目 | 使う場面 | 「ポケットに入れて手ぶらで出かける休日に」 |
4文目 | 他の商品との違い | 「同シリーズの長財布より小さく、小銭入れは付いていません」 |
5文目 | お手入れ・注意点 | 「水濡れは乾いた布で拭き取ってください」 |

この5文があれば、検索エンジンは商品を分類できます。AIも「〇〇な人に向いた△△」として、おすすめの候補に入れます。
重要な考え方: テキストは、検索のために書くものではありません。写真だけでは伝わらないことを書くものです。素材・サイズ・違いは、買う人が写真から読み取れない情報です。それを書けば、結果として検索にも効きます。
画像だけでは足りない理由
検索エンジンは画像の内容をある程度まで推定できますが、この財布は栃木レザーで縦9cmといった情報は画像からは取れません。AI検索はさらに直接的で、ページのテキストを読んで回答を組み立てます。テキストがなければ、引用する材料がありません。
高権威ドメインの81ページを30日間追跡した実験では、AI検索に一度も引用されなかったページが約4割ありました。分かれ目は品質ではなく、機械が読める構造の有無でした。まず主力商品の写真の下に、何の商品かを伝える文があるかを確認します。
優先順位: 全商品ではなく、主力10点から
段階 | 対象 | 作業 |
|---|---|---|
1 | 売上上位10点 | 5文テキストを書く |
2 | カテゴリごとの代表商品 | 5文テキストを書く |
3 | 残りの商品 | 1文目と2文目だけ先に書く |
4 | トップページ | ショップ紹介を2〜3文置く |

全商品を一度に書き直す必要はありません。上位10点で効果を確かめてから広げるほうが、無理なく続きます。売上の上位から順に、一つ目の商品の説明文から書き始めます。
書くときに避けたいこと
画像に文字を入れて済ませる。 商品名や特徴を画像に焼き込んでも、機械には読めません。テキスト欄に書きます。
全商品に同じ説明文を貼る。 同じ説明が並んでいると、商品を区別する手がかりになりません。
キーワードを並べる。 「財布 レザー 本革 ミニ財布 小さい財布」のような羅列は、人にもAIにも意味が伝わりません。通常の文章で書きます。
説明文の中に「在庫あり」「品切れ」を書く。 在庫の状態はBASEの機能で表示されます。説明文に書いてしまうと、状態が変わったときに食い違いが残ってしまいます。
書いた後に確認する箇所
Search ConsoleのURL検査は、Googleからの見え方を調べる機能です。商品ページで「公開URLをテスト」を実行し、取得したHTMLに書いた説明が含まれているかを確認します。含まれていれば、検索エンジン側の準備は整っています。
GPTBotやPerplexityBotなど、AI側の取得状況は別で、Search Consoleでは分かりません。こちらはサーバーのログで確認します。まずは主力商品のページをURL検査にかけます。
テキストを足した後の運用
商品が増えるたびに5文を書き、ときどき画像だけの商品が混ざっていないかを見直します。商品が数十点なら手作業で回ります。数百点になると、どの商品にテキストが足りないのかを追うこと自体が仕事になります。
データポイント: 高権威ドメインで81ページを30日間追跡した実験では、Google AI Modeは初週に59%を引用し、30日目には26%まで下がりました。初週に引用されなかったページは、その後も引用されることがまれでした。公開直後の数週間に、読める状態になっているかが後を左右します。

Search OSは、BASEを含む既存ショップの状態を確認します。商品のテキスト量・構造化データ・メタデータが対象です。説明の薄いページや、画像にしか情報がないページを整理し、ボットが取得できないページも優先順位を付けて確認します。
よくある質問
写真を減らす必要がありますか
いいえ、写真はそのままで問題ありません。テキストを足すだけです。写真の下に5文を置くのが最も簡単です。
説明文はどれくらいの長さが適切ですか
5文、目安として150〜300文字です。長ければ良いというものではありません。素材・サイズ・違いが書かれているかが基準です。
商品名にキーワードを入れるべきですか
商品名は何であるかが分かる名前にします。「ミニ財布 栃木レザー」程度で十分です。それ以上のキーワードは説明文に書きます。
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参考資料
Google Search Central: Google Images SEO best practices
Google Search Central: Creating helpful, reliable, people-first content
Google Search Central: URL Inspection Tool