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ebisumart BtoC・BtoBサイトの索引の境界

ebisumartでは、BtoCのショップとBtoBの卸サイトを同じ基盤で運用できます。その分、卸価格のページがGoogleに出ていた、といった境界の事故が起きます。

線は「ログインしないと見えないか」ではなく、「検索エンジンに見せたいか」で引きます。この2つは一致しないことがあります。ログイン壁の内側でも、リンクや以前の設定の名残で索引されることがあります。逆に、公開すべき商品情報がログイン壁の内側にあって、索引されないこともあります。境界を設計せずにBtoCとBtoBを同居させると、両方の問題が同時に起きます。

この記事では、ページ種別ごとの索引の境界と、noindexとログイン制御の使い分けを整理します。noindexは、このページを検索結果に出さないための指定です。BtoB側をAI検索にどう見せるか、境界が崩れていないかの確認方法もあわせて扱います。

結論: ページを4種に分け、「公開・索引」「公開・非索引」「限定・非索引」を明示的に設定する

ページ種別

公開

索引

設定

BtoC商品・カテゴリ・コンテンツ

通常

BtoB向けの公開情報(取扱商品の概要、取引条件、問い合わせ)

通常。BtoBの入口として索引させる

BtoB価格・会員限定商品・見積

×

×

ログイン必須 + noindex(両方)

カート・マイページ・検索結果

○/×

×

noindex

BtoC・BtoB同居サイトの索引の境界

重要な考え方: BtoBを全部隠すと、新規の取引先が検索で見つけられません。価格は隠し、存在は見せる。これを索引設計の基本に据えます。

noindexとログイン制御の使い分け

手段

何を防ぐか

何を防がないか

ログイン必須

人が内容を見ること

検索エンジンがURLを認識すること(タイトルだけ索引されることがある)

noindex

検索エンジンが索引すること

人がURLを直接開くこと

robots.txt Disallow

クロールされること

すでに索引されたものの除去。外部リンクがあればURLだけ索引される

会員限定ページには、ログイン必須とnoindexの両方を設定します。ログイン必須だけだと、ログインページに飛ばされた結果が索引されたり、URLだけが索引されたりします。noindexだけだと、URLを知っている人には中身が見えてしまいます。会員限定ページに両方の設定が入っているかは、ページを追加するたびに確かめてください。

BtoB価格が漏れる経路

パターン

原因

対処

非ログイン時に「会員価格」として卸価格が表示される

会員ランク別価格の表示設定

非ログイン時は価格を非表示または一般価格のみに

卸サイトのカテゴリページが公開されている

会員限定商品のカテゴリがnoindexでない

カテゴリにもnoindex

サイトマップにBtoB商品URLが含まれる

サイトマップの対象範囲

会員限定商品を除外

BtoB商品の構造化データに価格が入っている

構造化データの出力条件

会員限定商品では価格を出力しない

過去に公開していた時期の索引が残っている

設定変更後の除去漏れ

Search Consoleの削除ツール + noindex

BtoB価格が漏れる5つのパターン

BtoB側をAI検索にどう見せるか

新規の取引先は、「〇〇を卸している会社」「〇〇の業務用の仕入れ先」とAIに聞きます。この質問に答えてもらうには、ログイン壁の外に公開ページが要ります。業務用食材の卸なら、品目と産地は公開し、卸価格だけを伏せる形です。

  • 取扱商品の概要(品目、産地、規格。価格なし)

  • 取引条件(最低ロット、納期、支払い条件の概要)

  • 対応業種・地域

  • 問い合わせ・口座開設の流れ

  • 業種別の「選び方」「導入事例」

これらは索引させ、Organization構造化データにBtoBの事業内容を含めます。価格と在庫は、ログイン壁の内側に置きます。

境界が崩れていないかの確かめ方

確認

方法

頻度

BtoB価格が索引されていないか

Googleで site:自社ドメイン 卸価格 等で検索

月1

会員限定ページがnoindexか

該当ページのソースで確認

設定変更時

サイトマップに会員限定URLがないか

サイトマップの中身を確認

月1

非ログイン状態での表示

シークレットウィンドウで会員限定商品を開く

設定変更時

公開すべきBtoBページが索引されているか

Search ConsoleのURL検査

月1

境界を決めたあとも、崩れます

商品を追加するたび、会員ランクを追加するたび、テンプレートを変えるたびに、境界は崩れる可能性があります。特に、BtoB商品の担当者とSEOの担当者が別だと、noindexの設定漏れは日常的に起きます。境界は決めた時点で完成せず、決めたあとの見回りに手がかかります。

Search OSは、ebisumartを含むBtoC・BtoB同居のサイトに対して、索引されているURLの一覧、noindexとcanonicalの設定、構造化データに含まれる価格、ボットが実際に取得しているページを継続的に確認します。境界の崩れを検出して、修正対象に整理します。境界そのものを決める作業ではありません。決めた境界が今日も守られているかを見続ける層があるかどうかが、運用の分かれ目になります。

よくある質問

すでに索引された卸価格ページを急いで消したい

Search Consoleの削除ツールで、一時的に非表示にします。同時に、noindexとログイン必須を設定します。削除ツールだけでは、期限が切れると再び表示されます。

BtoBとBtoCを別ドメインに分けるべきですか

境界を明示的に設計できれば、同一ドメインで問題ありません。分けると、BtoBの公開ページの評価がBtoCの評価から独立します。BtoBの新規獲得を検索に頼るなら、同一ドメインで評価を共有するほうが有利です。

会員限定ページにAIクローラーは入れますか

ログイン壁の内側には入れません。ログイン必須が正しく機能していれば、robots.txtでの追加設定は不要です。

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参考資料

既存のウェブサイトを維持したまま、

検索とAIが情報を読み取れる状態を確認します。

SEOの基盤からAI検索での可視性まで、継続して運用します。

まずは製品資料で、Search OSの仕組みをご確認ください。